想い・理念

銀ちゃんの家は2001年(平成13年)6月27日にたくろう所として立ち上げました。
当初は職員2名から始め、2019年現在で18年目を迎え、認知症対応型通所介護2施設のうち、2009年(平成21年)5月から一方を小規模多機能型居宅介護へと移行し、居宅介護支援事業、訪問介護事業と合わせて総勢41名の職員を抱えるまでになりました。

ご家族のお手伝いをして最後まで普通の暮らしを自宅で続けさせてあげたい。
年を取り、障害があると今までの生活を続けることが困難になりますが、できない所だけをお手伝いし、ご家族の方にはご家族としてできることをしていただき、ご負担になる所や精神的なストレスが深くならないようお手伝いしています。

あくまでも介護は事業所のものではなく、ご家族がお互いに幸せにお別れができるよう お手伝いすることだと思っています。
色々な事情で介護が困難な時、ちょっと手伝ってもらえたら またがんばれるように、ご家族と一緒に御見送りのお手伝いを含め、苦楽をともにしながらお世話をしています。

当施設の職員はほとんどが家庭の主婦であり、近隣社会とつながりがあります。
高齢者の世界が特別な社会ではなく、ごく当たり前の社会でごく当たり前のことが当たり前にできるよう努めています。

銀ちゃんの家グループの概要

銀ちゃんの家は、5つの施設と6つのサービスから成り介護予防から小規模多機能を通じた看取り介護まで、一環した福祉サービスを提供する介護サービス事業所です。

各事業所、サービスについての説明と、その流れをご紹介します。

1.つどい場

介護予防および地域のコミュニティスペースとして利用していただくための施設です。

年を取ることで外出がおっくうになったり、筋力の低下でひきこもりになったり、そういった人たちが楽しんで日々を送るための活力の場となります。

地域の中で自分が生きている実感を得られる場所であり、年配の方~お子さままで利用できる地域コミュニティの場。

一般の方がお友達とご自由にご利用いただける施設です。

後述の地域交流食堂じぃ&ばぁからお食事の配達も可能です。

つどい場の詳細と地図はこちらから

銀ちゃんの家

2.住人といろ

助け合いの場、グループリビングとしての役割があります。

足の悪い人がいたら買い物助けてあげたり、逆に料理をしてもらったり相互扶助の共同宿舎。

つどい場と併設されていることが特長で、利用者の方は淋しくなったらつどい場にお友達を呼んでお茶したり、映画鑑賞したりなど、自立した生活の楽しみ方をしていただける場となっています。

住人といろの詳細と地図はこちらから

住人といろ

3.たくろう所 銀ちゃんの家

時間単位の料金体系を持った一般的なデイサービス事業所です。

要支援~要介護の方まで、幅広くご利用いただけます。

つどい場の対象者の中でもより支援、介護が必要な方が対象となるサービスです。つどい場、野田小規模多機能との中間的なサービス提供を担います。

たくろう所 銀ちゃんの家の詳細と地図はこちらから

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4.銀ちゃんの家

小規模多機能~看取りまでを行う、高レベル支援介護の方に寄り添う施設です。

デイサービス、宿泊、訪問ヘルパーを一事業所で一括で行うため、包括的に生活をサポートできます。

特長として、専属のケアマネージャーが在籍しているため例えば訪問予定を具合が悪くなったのでキャンセルしたいなどの場合は通常はキャンセルして終わりとなりますが、病院にお連れする、ご自宅にヘルパーとして出張するなどの臨機応変な対応が事業所の判断で行えます。
病院で入院⇔ご自宅での生活の間のクッションとして利用いただくことも可能。

施設のキャンセル待ち、順番待ちなどで病院の入院期間が長引くと医療費が嵩んだりといったこともありますが、そのような状況で利用していただくこともできます。

銀ちゃんの家 野田の詳細と地図はこちらから

野田

5.地域交流食堂 じぃ&ばぁ

5事業に密接に関わり、コミュニティ利用もできる立ち位置にあるのがじぃ&ばぁです。

食堂およびコミュニティスペースとしての運用がメインですが、各事業所および野田の訪問サービス利用者の方への食事の配達、またその過程で看護見回りとしても機能するなど、全事業を通じ包括的にサポートする役目を担っています。

地域交流食堂 じぃ&ばぁの詳細と地図はこちらから

お弁当