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「あんた、餅はつかんのか？わしは、あさぎ餅が食いたいんや」と仰います。あさぎ餅とは、よもぎ餅のことです。ここに臼を持ってきたが、3年出来ませんでした。この方、左足が不全麻痺なのですが、腕の力はとても強い。もう一人、女性で旦那さんと長年餅をついて、売ってきた方が来ています。鬼に金棒です。一臼目は、この2人でつきました。足が悪くても、つけるんですね！二臼目は、私がついたのですが、「あんなに力一杯ついたらあかん、ちょっとあくぐらいに、つくんや」と言いました。1個食べて、「うまかったで、今日はご馳走呼ばれたから、コーヒー無しで帰る」と席を立ちました。

今日、一人の利用者さんが新聞にくるんだものを、「はい」とくれました。なかには、ススキと赤い実のピラカンサス。散歩に行ったついでに取ってきたのでしょう。
どうしてか、席についてから「処分してもらってもいい」と言います。
午後、この方と他の利用者さんと職員とで、生け花をしました。
今朝、私が取って来た水仙とススキが、とても合いました。菊は竹の筒に収まりました。菊と水仙より、良かったですね。